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「今年は例年になく暑い」とか「異常に寒さが厳しい」とか、毎年そんなことを思うようになってきた。これは歳をとったせいだろうか。そして今年は雨がよく降る。しかし、こちらは歳のせいではない。ゴルフに携わる仕事をしていると雨の多さは実感できるものだ。なぜなら仕事がスケジュール通り進まないからだ。撮影がらみの仕事はまず手がつけられないし、いつもは日没ギリギリまで練習する選手も早々にロッカーに引っ込んでしまうし、雨の中で引き留めて風邪でも引かせてしまってはと気を遣うので、コメント取りもままならない。5月に行なわれた日本プロでは晴れたのは一日だけ、先週の三菱ダイヤモンドカップでも生まれてこのかた初めて見るような土砂降りに見舞われ、さてこれから取材と思っていた矢先、あっという間にコースから選手がいなくなった。
悪天候を遠因とするトラブルも起きた。日本プロでは初日トップスコアをマークした尾崎直道選手、この試合のためにわざわざアメリカから一時帰国した丸山大輔選手、そして深堀圭一郎選手の3人が、ボールをピックアップして付着した泥を拭いた後元の位置に戻す特別規則「リフトアンドクリーン」を1クラブ動かせる「プリファードライ」と勘違いして、揃って失格になってしまった。
そして今日も、雷鳴とともにバケツをひっくり返したような突然の雷雨がやってきた。ちょうど練習場にいた古閑美保選手、米山みどり選手らは隣のスクールの建物に逃げ込んだ。しかし、あまりの降りようにそこから身動きがとれなくなってしまった。クラブハウスまでは歩いて5分ほどの距離だが、傘を差していても全身ずぶ濡れになるのは間違いないし、近くに何度も落雷している。機転をきかせた古閑選手が、携帯電話で大会本部に救助を求め、クラブバスが迎えに来てくれたときは全員ほっとした。自分はといえば、救助を待つ間に居合わせた数人の話は聞けたが、他の選手がほとんどホテルへ引き上げてしまったため、予定していた人数をこなせず、よぶんに1泊する羽目になった。
こんなお天気でも、雨の止み間を縫って開幕準備を進めているスタッフが大勢いる。写真は、18番グリーン脇のステージに優勝副賞のクルマを搬入しているところ。水を含んだ地面は轍が残ったり、芝がはがれたりしやすいので、タイヤの下に敷いたゴムマットをスタッフが後ろから前へ順に移動させながら、クルマをそろりそろりと動かしていた。お天気に振り回されっぱなしの今シーズン、これからの台風シーズンを前に関係者は祈るばかりだ。
大会名:リゾートトラストレディス(練習日)
開催コース:グランディ那須白河ゴルフクラブ
投稿者: moe 日時: 2006年05月30日 19:21 | パーマリンク
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